仕事のやりがい
Vol.022
2025.04
臨床検査技師
勤続年数: 4年2ヶ月
子育てと仕事の両立について
私は中途採用として慶育病院に入職し、5年目を迎えます。入職当初、超音波領域では腹部エコーのみしかできなかったのですが、今では複数領域のエコーを行えるようになりました。
入職して現在に至る間に私は一度、産休~育休を経験しており、初めてのことに戸惑いながらも周りのスタッフや上司の協力もあり、無理しない程度に業務をこなし、大きく体調を崩すことなく産休に入ることができました。
育休復帰後に、上司に資格取得に向けて頑張りたいと相談したところ、「可能な限りバックアップするからね」との言葉を頂き、症例レポートの添削や、わからない問題について質問すると疾患のことや鑑別としてどのようなことが考えられるかしっかりと教えてくださり、理解を深めることができました。
結果として超音波検査士の消化器領域に合格することができ、資格手当として給与に反映されることとなりました。確かに超音波は検査士の資格がなくとも実施できる検査ではありますが、頑張った成果が給与に反映されるということは、これから資格取得に向けて頑張る人達のモチベーションアップへと繋がり、その結果、質の高い医療の提供が見込まれていくと感じます。
子育てをしているからキャリアを諦めるのではなく、上手く物事が進むように環境を整えてくれることに感謝しながら、取得した資格を活かし、責任感を持って後輩への指導や医療提供の役に立てたら良いなと思っています。