仕事のやりがい
Vol.027
2025.09
管理栄養士
勤続年数: 4年7ヶ月
私の原動力
私は湘南慶育病院に栄養士として入職し、主に厨房内で盛り付け作業や衛生管理・食事チェックなどの給食管理業務を行っていました。
安全で美味しい食事を提供する一員として、楽しくやりがいをもって働いていました。しかしながら人と関わることが好きな私は、実際に食事を召し上がっている患者さんと顔を合わせる機会が少ないことに少し物足りなさを感じていました。
のちに管理栄養士の資格を取得し、回復期病棟の担当となって栄養管理業務に携わるようになりました。ミールラウンドなどで患者さんにお会いしていく中で顔を覚えていただき、「○○が美味しかった」「退院したら作ってみるね」など嬉しいお言葉をいただくことが増えました。入院当日には、「ここの病院は食事が美味しいと評判よ」とおっしゃっていただくこともあり、誇らしい気持ちにさえなることもあります。
患者さんと顔を合わせることが少なかった以前とは違い、厨房内で食事チェックなどの作業を行っている時にも患者さんの顔が頭に浮かぶようになり、より一層安全で満足いただける食事を提供しようという思いが高まり、身が引き締まります。
そして栄養管理業務では、例えば入院当初はなかなか食事が進まなかった患者さんについて、他職種と情報共有・相談しながら、管理栄養士としてどのような対応が最適かを考え実施し、だんだん摂取量が増え栄養状態も改善し、患者さんが元気になっていく姿を目の当たりにしたときは、やりがいを感じるとともに、私の原動力にもなっています。
まだまだ知識・経験が浅く、上司・先輩方にアドバイスやフィードバックをいただき勉強になることばかりです。
今後も適切な栄養管理が行えるようスキルアップしていきたいと思います。