全体の流れ

手術前の説明
担当医から手術の詳しい方法や手術に伴うリスクなど丁寧に患者さん・ご家族に説明を行います。
また、外来の看護師からも補足で説明を行い質問にもお答えします。

手術室看護師の術前訪問
手術に向けて、病状や過去の手術歴など、患者さんの状況をしっかり把握し、手術に向けて質問等をお伺いし、患者さんの不安を取り除きます。また、必要な情報は病棟看護師とも共有し入院中の看護に役立てます。

担当医による訪問
手術前の患者さんの状態をチェック。

手術室看護師ミーティング
担当する患者さんの情報を共有します。カルテ上に書いてある情報だけでなく、術前訪問での情報も共有し、安全に手術が行えるようのぞみます。

術前訪問を担当した看護師が
患者さんを入口でお出迎え
病棟の看護師が患者さんを手術室までお送りし、入口で手術室看護師に引継ぎます。安全のため名前等を確認します。

手術室内で担当医がお出迎え、
担当者全員で最終確認を行います
誤認防止のために患者さんのお名前、病名、手術内容等全員で最終確認を行い、手術を開始します。

病棟看護師に引継ぎ
手術状況など詳しく引継ぎ、術後の看護に役立てます。

術後訪問
患者さんの状況をふまえて、病室の訪問を行うようにしています。

早期から効果的な
リハビリテーションを行います
手術後の患者さんの状態にあわせて治療、栄養管理、リハビリテーションを行います。リハビリテーションを得意とする病院の強みを活かし、早期から効果的なリハビリテーションを行い安心・安全な退院を目指します。

麻酔科医の流れ

麻酔科術前外来
今までのかかった病気、術前検査の結果、過去に受けた麻酔の種類と感想、手術に対するお気持ち等をお伺いして、麻酔の種類をリスクや副作用などと共に説明した上で患者さんと一緒に麻酔を選択します。
また、事前に詳しくお話をお伺いし、状態をチェックすることで、必要に応じて他の診療科への受診や特別な備えを用意したり、必要な情報を追加で入手する等、安全に手術を受けていただけるよう準備します。事前にお時間をとることが難しい場合は、入院後の術前訪問時にお伺いします。

術前訪問
前日に患者さんの病室を訪問。手術前の患者さんの状態をチェックし、術前外来で決定した麻酔法でお気持ちの変わりがないか最終確認をします。もちろん、ここで麻酔法を変更も可能な限り対応しています。
また、その他不安がないかをヒアリングしていきます。

手術中
麻酔中の患者さんの生理状態を常にモニターし、手術操作を見ながら、安全に手術が進行できるよう、様々なことに気を配ります。

手術後回診
手術後の麻酔の影響などをチェック。主治医と連携して必要なケアを行います。